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「一日作さざれば、一日食らわず。」という言葉があります。禅寺では、掃除・調理・農作業などの労働も重要な修行のうちであり、労働を怠る者は、ご飯にありつけないということを意味しています。自分たちでできる作業は自力でやるというのが基本姿勢です。掃除なら掃除、農作業なら農作業の一念に成りきって無心でやることが重要なのです。つまり、自意識がなくなって無心になれればそこにはもう、人間的な悩みや苦しみはないという道理です。何を言われようが、何が起ころうが、囚われるものが何もなく平気でいられる、自我がなくなれば相手や周りの環境と一体になれるから、争いや自然破壊などのない平和な社会が実現するはずです。
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