なみあし学園


栃木県の東汗にある乗馬クラブ「ホースパーク」増え続ける登校拒否児に心を痛め、馬とのふれあいの中から立ち直るきっかけを見いだせたらと創立された「なみあし学園」がこのホースパーク内にあります。「なみあし」とは馬がゆっくり歩くこと、ゆっくり時間をかけて更正させようとの趣旨から名づけました。



大きな馬に乗ることは
自分の自信にもつながる。
馬と一緒に暮らしゆっくり歩む
上三川ホースパークがなみあし学園の所在地である。理事長は元定時制高校教諭でもあり、元国体馬術チャンピオンでもある篠原さん。1986年に、不登校の女子中学生が乗馬により、癒され、復学したことをきっかけに、全寮制学園としてスタートした。決して強制しない、自分の意思で入園する、身の回りのことは自分でする、これがこの学園のモットーである。馬の世話や乗馬も強制しない、だが、馬と共に生活していくうちに、自然と心が癒され、落ち着いてくると言う。そして、自ら、馬と向き合うようになってくる。大きな馬に乗ることは自分の自信にもつながり、健康的な運動、食欲にもつながる。食事にもかなりの気を使っている、理事長自ら作る料理は、野菜と魚中心で、肉や糖分の取りすぎに気をつけている。この学園は、名前の通り、早すぎる現代社会のリズムと離れ、ゆっくりとした生活リズムのなかで、自立する心をゆるやかに養っていく場所である。


 体験談

この間は、どうもありがとうございました。一泊のはずが、長々と居座ってしまったのに、嫌な顔をせずあたたかく迎えてくれました。私もおかげ様で22日から、やっとお仕事開始です。私にも、一応夢があるので、仕事になれてきたら勉強し、大検を取るつもりです。そして、調理系の専門学校に入り、パティシエになれたらと思っています。私がなみあし学園にいた事は、決して無駄ではなく、色々な事を学ばせて頂きました。本当にありがとうございました。

 特徴

馬と共に暮らし心を癒す。

子どもの自主性を尊重する。

全寮制で食事にも気をつける。


 取材者の感想

現在、増え続ける不登校生の問題は、日本の家庭内にあると、篠原さんは考える。過剰な過保護、家庭内の教育、複雑な親子関係が主な原因であるということから、開園したこの全寮制の学園。確かに、子ばなれできない親、親ばなれできない子が増えてきていることは、実感できる。この施設は親子がお互いに自分を見つめ直す機会をもたらしてくれる。さらに、アメリカ、ミネソタ州になみあし学園の付属牧場があり、希望すれば海外経験もできる。海外で生活することも、問題を解決するひとつの方法なのかもしれない。


 代表者理念

子どもには、決して指示はせず、本人の意思で自主的に行動させる。家や学校で失った自信を回復させる。日本人に合った日本食を中心に肉食動物になっている最近の若者を草食動物に徐々に切り替える。馬はおとなしいので世話したり、乗ったりしているうちに愛情を持つ。馬から癒される。皆と一緒に活動するうちに元気な身体が作られ、食欲も出てよるもぐっすり眠れる。勉強したければ教える。



 スタッフの声

なみあし学園に伺い、馬との出会いによって自ら救われ、人生が輝いたという篠崎先生自身の“人間的魅力”が子どもたちを導く大きな力となっているのではないかと思われました。また、忙しい現代、自然でゆったりとした歩調「常歩」(なみあし)で歩まねばならないのは、子どもばかりではない、と考えさせられました。 今回の研修で学ばせていただいたことを心の糧とし、健康で思いやりのある人間を育てていけるよう、努力して参りたいと思っています。



 入学までの流れ


 スクール詳細

代表者 篠崎 宏司 費  用
設立 1985年 入学・入会金 100000円
受入年齢 小〜中・社会人 授業料 0円
運営日時 毎日 教材費 なし
定員 10名 その他諸費用 寮費1日3000円
スタッフ数 3名 親の会の有無 ×
所在地 栃木県河内郡上三川町東汗1700 学校出席扱い
交通手段 JR東北本線「宇都宮駅」下車
関東バス東汗行き終点東汗下車(25分)

TEL&FAX TEL:0285-56-3214
FAX:0285-56-0536

ホームページ http://www.geocities.co.jp/HeartLand/1760